幽体融合


作:ecvt



「何かしら、あの白いもやの様な空中に浮いているものは・・・?人型のようにも見えるけど・・?」
(おっ、目線がハッキリとこっち向いてるよ・・・ちょっとは霊感があるのか?薄っすらとは俺のことが見えるようだな・・・まっ、見えたところでどうすることも出来ないけどね!じゃ、そろそろその身体に失礼しますか!おっじゃましまーす!)
俺は勢いよく女社長の口めがけて飛び込んだ。
「えっ・・・私のところに向かって・・・ひっ、口の中に入ってくるっ・・・ゴボゴボ・・・いやっ・・・!」
彼女は苦しそうにもがいている。
「ひっ!や、やめなさい、私の心に混じってくるのは・・・だ、だんだん意識が・・・だ、誰が支配されるもんですか・・・!くっ・・・」
(さっすが女だてらに社長をやってるだけのことはあるな。かなり抵抗してきやがる・・・だがな・・・!)
俺はさらに念を込めた!
「こ、この私を・・・支配・・・しようだなんて・・・汚らわしい・・・わたしを俺が・・・支配し・・・抵抗しないと・・・抵抗し・・・抵抗?わ、わたし・・・な、何に抵抗したんだっけ・・・そうよ、抵抗じゃなくて・・・し、支配して・・・そうよ、支配して嬉しいんだ・・・わたし・・・いや、俺がこの身体を・・・し、支配できて・・・嬉しいの・・・そう・・・私は嬉しい」
頭を抑えてかがみこんでいた女社長の動きが止まったかと思うと、ニヤリと笑みを浮かべて起き上がった。
「そうよ、これでいいのよ、これで私は[俺]のもの・・・くっくっくっ・・・」
「今から緊急役員会議を始めます。一時間後に全員を招集して頂戴」
この女・・・高嶋愛美の魂と融合して乗っ取った俺は、インターホンを押して適当に自分の部下達を呼びつけた。
「なぁんちゃって!かっこいい!俺、いえ、私は社長なんだわ!当たり前のことなんだけど俺が私であることが嬉しい・・・!私ったら何をさっきまで嫌がってたのかしら。今はこぉーなに気分が晴れやかで幸せよ!」
そう言った愛美はデスクを漁ると、自分の特集記事が載った雑誌を取り出した。
「私、この特集記事読んだときから私に憧れてたのよねー」
ニヤニヤと自分の記事を読みながら立ち上がると、姿見の前に立った。
「美人で才覚のある女社長・・・あー。これが自分だなんて幸せ・・・顔も雑誌と同じよぉん!チュ!」
そして、雑誌の写真と鏡に映る自分の姿とをじろじろと見比べたあと、鏡に映る自分の姿と舌を出しての熱いキスをした。
「うぅーん!最高・・・」
そう言いながら愛美はブラウスのボタンを外していった。
「こ、これが私のおっぱいなのね・・・私のこんな姿が見れるなんて幸せ・・・」
愛美はシャツを両手で広げながら鏡と自分の胸とを何度も見比べながら、じっくりと観察した。
「おっきい・・・さ、触ってもいいのよね?これは私の胸なんだから・・・あんっ!」
愛美は嬉しさと緊張が混ざり合った表情を浮かべながら自分の胸を揉みだした。
「あぁん!大きくって張りがあって・・・あんっ!胸だけでこんなに気持ちいいなんて・・・女の人の身体って・・・あんっ・・・こ、こんなに気持ち良かったのねぇん!し、知らなかったわぁん!あぁぁん!」
愛美は鏡に映る淫らな自分の姿に興奮しながら一心不乱に自分の胸を揉み続けた。
「あぁん!たまらないわ!」
愛美はデスクを姿見の前に持っていくと腕でデスクに乗っているものをなぎ払った。そしてデスクに座ると、スカートを捲り上げてがに股になった。
鏡には胸を露にしたままデスクの上でがに股になり、こちらに向けて自らののパンティを見せ付ける愛美の姿が映っている。
「あぁ・・・私ったらなんてセクシーなの・・・ストッキング越しに見えるパンティが色っぽいわぁん!・・・触ってみよっと!いいのよね?あぁん!こ、これはっ・・・あぁん!」
愛美は右手でストッキング越しに自らのアソコを摩り始めた。
「あぁん!いいわぁ・・・もう私の雑誌見ながらオナニーする必要なんてないわね!私が高嶋愛美なんですから・・・あぁん!幸せ・・・」
愛美は鏡を見ながら激しく指を動かす。
「ぁあぁぁんっ・・・!こ、これが女のイクなのね・・・」
愛美はストッキング越しのオナニーで軽くイッた。
「直接触ったらどうなっちゃうのかしら・・・いひひ・・・ストッキング脱がしちゃおっかなー」
愛美はニヤニヤと鏡を見ながらストッキングを脱いでいった。
「愛美のストリップショーよぉん!もう一枚!うふん!」
愛美は鏡に向かってウインクしながら、嬉しそうにパンティも脱いでいったのだった。
「私のこんな姿が見られるなんて、なんて幸せなの・・・!」
愛美は脱いだ自らのパンティを鼻に押し当てると匂いを嗅ぎだした。
「あぁっ・・・これが私のパンティの香りなのね・・・」
匂いを堪能した後、愛美は自らのパンティを頬に擦り当てて感触を堪能した。そしてパンティを投げ捨てると、鏡に向かって大股を開いた。
「こ、これが私のアソコなのねぇん!へー、これが大陰茎で小陰茎・・・こっちが・・・あぁん!」
そして愛美は自らのアソコをじっくりと観察した後、その細く長い指で摩りだした。
「あぁぁん!や、やっぱり直接の方がいいわぁ・・・」
愛美は右手で自らのアソコを、左手で自らの胸を弄りまわしながらよがり続けた。
「あぁん!お、女の人って・・・あんっ・・・こ、こんなに気持ちよかったのね・・・お・・・男の・・・三倍は気持ちいいって聞いたことあるけど・・・ず、ずるいわ・・・ぁん!」
愛美はよがりながら指をアソコの中へと入れていった。
「ひっ・・・こ、これは・・!あぁぁぁぁん!」
愛美がオナニーに没頭していると、インターホンが鳴った。
[社長、会議の準備が整いました]
「え・・・これからって時に・・・会議は中止よ!一時間は取り次がないで頂戴!」
愛美は秘書に乱暴にそう言うと、インターホンを切った。
「とんだ邪魔が入ったわね・・・さて」
愛美はあたりを見回すと、以前にとった賞の太く棒状の形をしたトロフィーを手に取った。めったにとれない賞のため、愛美がいつも大切にしているトロフィーだ。
「うん、これなら突起も無くて棒状で・・・いいわね」
愛美は嬉しそうにデスクの上に座って大股を開くと、そのトロフィーをアソコへと挿入したのだった。
「あぁん!さ、最っ高よぉん!ふ、太くって硬くって・・・た、たまらないわぁん!」
愛美はトロフィーをさらに激しく動かす。
「あひっ・・・あひっ・・・イ・・・イク・・・イク・・・イクぅ〜ん!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん・・・!」
トロフィーでイッた愛美はデスクの上で倒れこんだのだった。
倒れこんだと同時に、愛美の身体から白いもやのようなものが染み出した。
それはだんだんと人型となっていく。
(ふぅ・・・快感で身体から弾き出されちゃったのか・・・でも、愛美さん、気持ちよかったよ、また俺に身体使わせてね、じゃあねー!)
愛美の身体から弾き出された幽体の俺は、天井をすり抜けて自分の身体へと戻っていった。

しばらくして愛美が目を覚ます。
「はっ、私ったら何であんなこと・・・急に自分のことが愛おしくなって・・・どうしちゃったのかしら、わたし・・・」
愛美はヨロヨロとデスクから降りると、投げ飛ばしたパンティを探して履き、ストッキングを履いて身なりをなおした後、デスクを元の位置に戻して後片付けをするのだった。

「完」



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