奴等を懲らしめよう!


作:ecvt


「はい、どなた?・・・うっ・・・!成功だな・・・これで俺が社長か・・・クックックッ」
昨日偶然入った路地裏の店で、[かけた相手に憑依することが出来る携帯]を手に入れた俺…高橋徹は、ある目的の為に早速女社長、南条麗華に乗り移った。
「なんとかリストラ会議には間に合ったな。金に厳しく社員に厳しい憎たらしい上司とはいえ、いい女だよな、コイツ・・・」
鏡を見ながら俺は生唾をゴクリと飲み込んだ。
胸の谷間を覗き込んだ俺はた、鏡を見ながらタプタプと胸を揺らして楽しんだ。
「うふふ!私、南条麗華なのよ!冷血で守銭奴で…エッチなのぉん!」
そう言ってデスクに座った俺は、鏡に向かってV字開脚したのだった。
スカートの中のパンティが丸見えだ。
「あらぁん!私ったらピンクのパンティはいてたのね!黒かと思ったわぁん!」
俺は何度も脚を組み替え、そこからチラチラと見えるパンティを堪能した。
「なぁにバカなことやってるんスか、社長ー!あっはっは!おもしれー!でも、このチラリズムたまらんなー!さぁて、お次は…」
俺はシャツを着たまま器用に肩ヒモ無しのブラを外してシャツを引っ張った。
「おぉぉ!シャツに乳首が浮き上がって…かなりエロいな!これじゃエロ社長だぜ…まったく、何やってるんスか、社長!あっはっは!ざまぁねーな!触ってみよっと!あんっ!」
鏡には、シャツ越しに自分の乳首をコリコリといじり回している社長の姿が映っている。
「えへへー!変態社長だー!チュッ!ベロベロ」
俺は乳首を弄くりながら鏡にキスをすると、鏡を舐め回した。鏡を見ると、まるで麗華社長が俺を舐め回しているように見える。
そのとき、コンコンと部屋をノックする音が聞こえてきた。
「はい」
俺が慌てて振り向くと同時に扉が開いた。
「社長、あと15分程で会議が始まりますので、よろしくお願い致します」
いつも威張っている専務の田中が、俺にかしこまりながらそう言うと俺の胸に目をやって顔を赤らめた。
(ん?あ、そっか、俺、今、ノーブラだったんだっけ!)
「わかりました。ご苦労」
俺は平然と対応し、ワザとペンを落として前屈みなると、胸の谷間と、重力で下がったシャツから見える乳首を見せつけてやった。
(ふふふ…見てる見てる…)
田中は鼻の下を伸ばして見ている。
俺はペンを拾って立ち上がると、ワザと田中と目を合わせてやったところ、顔を真っ赤にしていた。
「まだ何か?」
俺は目を合わせながらそう聞くと、田中はさらに赤くなり目を逸らした。
「し、失礼しました!」
田中はそそくさと部屋を後にした。
「さぁーて!そろそろ…」
俺は麗華社長の脳を使ってパスワードを入力してパソコンを開いた。
「やっぱり…俺が処分対象に入ってやがる…赤坂部長にハメられた!」
資料を読むと、赤坂部長のミスがそのまま俺のミスとして改竄されて報告されている。
「あのヤロー!今の俺は社長、南条麗華だ!見てろよ!あふんっ!」
俺は麗華社長の胸を揉みながら、自分のパソコンにログインして、隠してあった、改竄前の赤坂部長のミスに関する資料をダウンロードして印刷した。

「…という訳で、赤坂氏はクビ!わかった?」
南条麗華社長として幹部達が勢ぞろいしたリストラ会議に出席した俺は、麗華社長っぽく横暴な感じで机を叩きながらそう訴えた。机を叩いた衝撃で、ノーブラの胸が揺れて乳首がシャツに擦れて気持ちいい。
「あんっ!」
俺は思わず喘ぎ声を出してしまった。
皆が赤い顔になった。
「返事が無いわね!わかったの?」
俺は気にせずに黙り混む幹部にそう言った。
「はい、社長!」
(会社幹部が俺の言いなりじゃん!気分いい!)
「よろしい!じゃ、あとよろしくねぇん!あ、あと今日は社長室立ち入り禁止よ!電話もしないで頂戴!じゃーねぇん!」
赤坂部長を懲らしめた俺は、幹部会議を途中退席して、自分の職場を覗いた。
俺の本体は普通に仕事をしている。
そう、この携帯電話は、相手に乗り移っても、本体は何事も無かったかのように普段通り行動するのだ。
「これが便利なところだよな!」
俺は麗華社長の身体で自分の職場に入った。
「これはこれは社長!今日もお美しい!」
赤坂が愛想笑いを浮かべ、手揉みしながら近付いてきた。
目線は俺のノーブラの胸元に釘付けだ。気持ち悪いことに股間も膨らんでいる。
(こいつ…クビになったのも知らずにめでたい奴だ…)
「貴方に用は無いの!邪魔よ!」
俺は赤坂を押し退けると、俺を呼んだ。
「高橋さん、ちょっと一緒に社長室まで来て頂戴」
「は、は、はいっ!」
緊張した面持ちで、俺本体は俺の後を着いてきた。
社長室の前に着くと、美人秘書二人が起立して俺に頭を下げた。
「今日はもうあがっていいわ!」
俺は二人にそう言うと、二人は戸惑った様子で顔を見合わせた。
「聞こえなかったの?下がりなさい!」
「は、はい!社長!」
秘書二人はそそくさとその場を去っていった。
「よし、これで邪魔者はいなくなったな…じゃ、入りましょう」
俺本体と社長室に入った俺は、カギを閉めると、俺本体に抱きついた。
「しゃ、社長!な、なにを…!」
俺本体の顔は真っ赤だ。
「貴方に一目惚れしてしまったのぉん!抱いて頂戴!これは業務命令よぉん!」
俺は本体を押し倒して上に跨がると、シャツを乱暴に引っ張って脱いだ。
無理矢理引っ張ったので、ボタンが何個も飛び散った。
そのままスカートとパンティを脱いで、ストッキングにハイヒール、ネックレスだけの姿になった。
「しゃ、社長ー!」
俺本体も服を脱ぐと、俺に覆い被さってきた。
「あぁん!いらっしゃーい!」
(あぁあ!女ってこんなに気持ちよかったんだ…!女の感覚知りたかったけど、誰か他の男にヤられるのは気持ち悪いけど、自分にヤられるならオナニーみたいなもんだからな!)
「あぁん!イクぅ!」
「社長ぉー!」
俺本体と同時にイッ俺はよろよろと立ち上がると、麗華社長の記憶を使って隠し金庫を開け、不正経理でため込んだ表沙汰に出来ない現金を袋に入れ、俺本体に渡した。
「私を楽しませてくれてありがと!これはボーナスよ。中身は帰ってから開けるのよ」
「はい!」
俺本体は袋を持つと、社長室を後にした。
俺本体が行ったのを確かめると、俺はすかさず俺本体に電話をかけた。
「もしもし?」
俺本体の声が聞こえ瞬間、視界が暗転し、気が付くと廊下に立っていた。手には袋を持っている。俺は早速袋の中身を確めた。
「まったく…!本来社員に給料として支払うハズのお金をピンハネしてこんなに溜め込んでやがったのかよ!俺が有効活用してやるからな!」
俺をハメようとした赤坂の奴を懲らしめて、給料をピンハネした社長から大金をせしめた俺は、満足気な表情で廊下を歩いていったのだった。






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