前回のあらすじ
4時限目、体育の時間。
授業をサボった良晴と芳雄は、校舎の屋上から女子生徒の授業を見ていた。
そして、彼女である政美の身体をコピーした良晴は、芳雄とともに悪戯を始めたのだ。
そんな事は何も知らない政美。身体のいろいろな所が誰かに触られる感覚を覚える。
不思議に思いながら、友人の真由と木陰で休憩しているとき、自分の身体が勝手に動き始めた。
そして、無理矢理木に立たされた政美の中に、生温かい何かが入ってきた。
自然に前後に揺れる政美の身体を不思議そうに見ていた真由。
政美の喘ぎ声が最高潮に達したとき、身体を震わせながら倒れこんでしまった。
その時、政美の目には屋上にいる良晴と芳雄の姿が飛び込んでくる。
今までの事が二人の仕業だった事を悟った政美は、絶対に許さないと心に誓ったのだ。
秘密のコンタクトレンズ(政美にコンタクトレンズを取られて)
政美:「絶対に許さない・・・」
真由:「ど・・どうなってるの?」
政美:「ごめん、真由。今の事は誰にもしゃべらないで。」
真由:「わ、分かったけど・・・」
政美:「あいつら・・・絶対に仕返ししてやるから。」
真由:「あいつらって?」
政美:「・・・ううん、なんでもないよ。もう授業も終わりだね。」
そう言っているうちにチャイムが鳴り、4時限目の授業が終わった。
政美:「私、ちょっと用があるから先に着替えてくる。」
真由:「あ、うん・・・」
政美は小走りで校舎の中に消えていった・・・
その頃良晴は、屋上で元の身体に戻っていた。
良晴:「はぁ・・・めちゃくちゃ面白かったなあ。」
自分の体操服に着替え終わった良晴が、コンタクトレンズを外す。
胸とお尻ががシュルシュルとしぼんだあと、良晴の相棒がトランクスの中で成長する。
細くて綺麗な足も、太い毛の生えた良晴の足に戻った。
その他、手やウェストなども全てもと通りに戻り、男の身体が復活した。
芳雄:「最高だったよな。まさかお前の彼女の政美とするなんて思わなかったよ。でもさ、お前、自分の
彼女の身体なのによくOKしたなぁ。」
良晴:「政美の身体って言っても、所詮本人の身体じゃないし。政美本人の身体は俺しか触れさせないのさ。」
芳雄:「そう言いながらまだ何もしてないくせに。」
良晴:「それを言うなよ。それよりお前の妹の体操服どうしよう。かなりぐちゃぐちゃになっちゃったぞ。」
芳雄:「う〜ん・・・近くのコインランドリーで洗っておくよ。その代わり金出せよ。」
良晴:「ちぇっ、仕方ないなあ。」
妹の体操服を元の巾着袋に入れた良晴は、ジュースを買うために体操服のポケットに入れていた
小銭300円と共に、芳雄に渡した。
芳雄:「もうそろそろコンタクトレンズを返してくれよ。俺もちょっとコンタクトをはめれるように練習したいから。」
良晴:「ああいいよ。俺はもう十分堪能したから。また今度貸してくれな。」
芳雄:「ああ。」
二人は着替えるために更衣室に戻っていった・・・・
昼休み・・・・
着替えを終えた二人は教室で弁当を食べた後、机に座って話をしていた。
芳雄:「ちょっとションベン行ってくる。」
話の途中、芳雄がトイレに立った。
教室を出た芳雄。廊下を歩いていると、後ろから女性の声がする。
「芳雄っ!」
芳雄が振り向くと、そこには怒りに満ちた顔をしている政美が立ってた。
芳雄:「ま、政美・・・お、おう。」
政美:「ちょっと話があるの。こっちに来て。」
芳雄:「えっ・・・」
政美:「いいから早くっ!」
その勢いに逆らう事が出来なかった芳雄は、素直に政美の後をついていった。
まさかさっきの事がバレたのか・・・・いや、そんなはずは無い・・・
緊張した趣で政美の様子をうかがう。
人気の少ない場所に連れてこられた芳雄。
足を止めた政美が、芳雄の方を向いて話し始めた。
政美:「芳雄、私の話を聞いて。」
芳雄:「う、うん。」
政美:「私、さっきの体育の時間、不思議な体験をしたの。」
芳雄:「ふ、不思議な体験?」
怪しまれないように顔色を変えない努力をする。
政美:「なんかさ、始めは身体を誰かに触られている様な感じがしたの。」
芳雄:「へ、へぇ。それで?」
政美:「その後、休んでたら急に身体が勝手に動き出してね、自分の胸を触ったり、真由の胸を触ったり
したんだ。」
芳雄:「そ、そうなんだ・・・」
政美:「私、とっても怖かった。それで、最後には・・・・」
芳雄:「さ、最後には・・・・」
政美:「ねえ芳雄・・・私の身体、気持ちよかった?」
芳雄:「・・・・」
芳雄の顔から、スッと血の気が引いた。
いつの間にか冷や汗が出ている。
政美:「私、これから真由と一緒に、この事を先生に言いに行こうと思ってるの。」
芳雄:「な、なんでそんな事俺に言うんだよ。」
政美:「今度は何を発明したの?確か良晴は女子の体操服着てたよね。それも屋上で。」
芳雄:「・・・・・」
政美:「なんとなく分かるよ。たぶん、良晴の身体に私の身体をコピーするかなんかしてたんでしょ。
それで、その身体を触ったら私も同じように触られた気持ちになるんだ。」
芳雄:「あ・・・・そ、それは・・・・」
まさに図星だった・・・
なんてするどいんだ。恐るべし政美・・・
政美:「真由も気付いてたんだから。」
ほんとは真由は全然知らなかったが、わざと嘘をついてみせた。
芳雄に本当の事を暴露させるために。
芳雄:「ちょ、ちょっとまってよ。」
政美:「先生が知ったら大変よね。停学どころじゃすまなかったりして。良晴から聞いてるよ。
まだほかにも変な発明してるって。」
芳雄:「ま、まあ待てよ。話せば分かるから。」
政美:「良かったんでしょ、私の身体。」
芳雄:「・・・・う・・・うん。」
政美:「へぇ。私のこと、犯したんだ。」
芳雄:「そ、そんな。犯しただなんて。」
政美:「だってそうでしょ。私、犯されたって思ったもん。」
芳雄:「・・・・」
政美:「先生には言わないでほしい?」
芳雄:「・・・だ、だって。俺は良晴に協力しただけだし・・・」
政美:「そう、やっぱり良晴の仕業だったの。」
芳雄:「ま、まあな・・・」
政美「はい。」
政美が芳雄の前に手を出した。
芳雄:「な、何?」
政美:「貸してよ、その身体をコピーする機械を。」
芳雄:「・・・」
政美:「先生に言われてもいいの?ほかにも色々してること、先生にバラすわよ。」
芳雄:「・・・・」
政美:「分かった。じゃあ今から真由と先生の所に行ってくる。」
政美は職員室に向かって歩き始めた。
芳雄:「ま、待ってくれよ!」
あわてて芳雄が止めに入る。
政美:「何よ!」
芳雄:「わ、分かったから。渡すよ、これ。」
芳雄は綺麗に洗浄されて箱の中に入っているコンタクトレンズを差し出した。
政美:「これは?」
芳雄:「俺が作ったコンタクトレンズさ。これをはめた状態で、コピーしたい相手の身体をずっと集中して
見ていると、その部分が自分の身体にコピー出来るんだ。」
政美:「これで・・・私の身体をコピーしたの?」
芳雄:「ああ。良晴がそれを付けて屋上から政美の身体をコピーしたんだ。」
政美:「ふ〜ん・・・そうなんだ。」
芳雄:「その相手を眺めながらコピーした部分に何かをすると、それが相手にも反映されるんだよ。」
政美:「なるほどね。それで私もあんな事になったの。」
芳雄:「レンズを外せば元に戻るから。これだけ話せばもういいだろ。後は政美が勝手にしろよ。」
政美:「いいわ。今回は許してあげる。でも、このコンタクトレンズはしばらく借りるから。」
芳雄:「あ〜あ、俺も練習したかったなぁ。」
政美:「なんか言った?」
芳雄:「あ、いや、何も無い。」
政美:「あっそ。」
制服のポケットに、コンタクトレンズが入った箱を入れた政美は、そそくさと教室に戻っていった。
芳雄:「良晴、やばいんじゃない?」
親友として一応は心配する芳雄。しかし、実際にはこれから起こる出来事にドキドキしていた。
政美があのコンタクトレンズを使ってどんな事をするのだろうか?
妙に楽しみになった芳雄は、ウキウキしながら教室に戻っていった。
そのころ、トイレでコンタクトレンズをはめた政美が教室に戻っていた。
後ろの方で気付かれないように、良晴の右腕をじっと集中して見る。
政美:「あっ、なんか腕がかゆい・・・」
見ている右腕がかゆくなってきた。
しかし、そのかゆみもすぐに収まる。
政美はかゆみが無くなった右手を見て、思わず驚いた。
政美:「な、何よ・・・これ・・・」
政美の右手は明らかに自分の手ではなくなっていた。
ひと回り大きな手には滑らかさが無く、ゴツゴツとした力強い感じがする。
そして、制服の袖が短くなっている。いや、正確には腕が伸びているのだ。
政美:「も、もしかして、これが良晴の手・・・」
何度も右手と左手を比べてみる。
やはり自分の手ではない。これが他人の身体をコピーするという事なんだ。
政美:「うそみたい。でも、やっぱり良晴の手なんだ。」
良晴に背を向けた政美は、左手でコピーした右手を擦ってみた。
確かにこのコピーした良晴の手と、手を繋いで歩いた事がある。
政美:「ふふっ、なんかすごいな。こんな事が出来るなんて。よ〜し、覚悟しときなさいっ!」
良晴が座っている席の横を、クラスの女子生徒が横切ろうとしている。
政美は良晴を見ながら右手を動かした。
「きゃっ!」
良晴:「あっ・・・」
良晴の右手が、歩いていた女子生徒のお尻をスカートの上からムギュッと掴んだのだ。
バシッ!
「なにすんのよ!」
良晴の頬に、女子生徒の平手が飛んだ。
良晴:「痛って〜っ!」
「この変態っ!」
女子生徒はカンカンに怒って向こうに歩いていった。
周りにいた女子生徒たちも、良晴に文句を言っている。
政美:「うわっ!これ、すごく面白い!」
政美はイヤミを言われている良晴の左手もコピーした・・・
そして、5時限目が始まるチャイムが鳴る。
良晴:「くっそ〜、何だよ今のは。俺がなにしたって言うんだ。」
良晴はブーブー言っている。
芳雄は既に教室に戻っていたが、あえて良晴に言うのを止めた。
その方が面白そうだから。
一番後ろの席に座った政美は、コピーした良晴の手でカバンから教科書を取り出した。
自分の手ではないが、自分の意思どおりに動く。今はこれが自分の手なんだ。
政美は少し興奮しながら先生が来るのを待った。
ガラッとドアを開けて、先生が入ってくる。
挨拶を済ませた先生は、早速授業を開始した。
5時限目は数学の授業。黒板に難しい数式を書いて説明している。
先生:「はい、じゃあこの問題とける人?」
先生が生徒を指名しようとしたとき、政美は良晴を見ながら右手を挙げた。
良晴は政美に操られて、自然と手を挙げる。
良晴:「あっ、えっ!?」
なぜか手を挙げている自分の右手。
先生:「おお、珍しいじゃないか。良晴、お前が解いてみろ。」
一度も手を挙げた事の無い良晴が指名された。
良晴:「あ、ちょっと・・・」
先生:「なんだ?手を挙げたんならちゃんと解答しろよ。早くこっちに来いっ。」
良晴:「そ、それが・・・」
先生:「早く来いって!」
良晴:「は・・はい・・・」
良晴がしぶしぶ黒板の前に立つ。
チョークを持って書こうと思うのだが、こんな問題全く解けるはずが無い。
しかし、なぜか自然に手が動き始めた。
そして、そこに書いたものは・・・・
先生:「おい、良晴・・・おまえ、俺をバカにしているのか?」
良晴:「い・・・いいえ・・」
先生:「ならこれはなんなんだ?」
生徒達がクスクス笑っている。
良晴は、黒板に
「先生のカツラがズレてまぶしいよ〜!」
と書いていたのだ。
確かに広い先生のおでこ。
しかも、カツラをかぶっている様な髪型。
ブルブル震えながら先生が叫ぶ。
先生:「お前はもう授業を受けるなっ。教室から出て行けっ!」
激しい声が教室に響き渡る。
みんなの前で恥をかいた良晴は、俯きながら何も言わずに教室から出て行った。
政美:「クスクスクスッ!良晴ったら恥ずかし〜。これも私にイタズラした罰よ!」
政美が優越感に浸りながらよろこんでいる。
芳雄:「そろそろいいかな。」
芳雄はカバンから箱を取り出し、ポケットに入れた。
芳雄:「先生。お腹が痛いからちょっとトイレに行ってきます!」
先生:「早く行って来い。」
芳雄:「はい。」
怒っている先生を横目に、芳雄は元気の無いフリをしながら教室を出た。
廊下には地面に座り込んでいる良晴がいる。
芳雄:「おい、良晴。」
良晴:「ああ、芳雄か。」
芳雄:「分かってるんだろ。」
良晴:「ああ、コンタクトレンズだろ。政美に貸したのか?」
芳雄:「あいつ、俺たちが屋上にいた事、気付いてたんだ。それで昼休みに呼びつけられてさ。」
良晴:「どおりでなかなか帰ってこないと思ったよ。」
芳雄:「政美ったら、うれしそうな顔してたぞ。」
良晴:「だろうな。みんなの前で恥をかかせたんだから。俺たち付き合ってるのにさ。」
芳雄:「お前も人の事言えないだろ。ほんとにお前らは変わってるよな。
俺から見れば、全然付き合っているようには感じないぜ。」
良晴:「俺もなんとなくそんな気がしてきたよ。」
芳雄:「あのさ、このまま終わったんじゃ男として嫌だろ。これを使えよ。」
芳雄は良晴の前に小さな箱を置いた。
良晴:「これは?」
芳雄:「コンタクトレンズだよ。」
良晴:「だって、コンタクトレンズは政美が使ってるんだろ。」
芳雄:「もう一つあるんだよ。試作用としていくつか作ったからな。」
良晴:「そうなんだ・・・」
芳雄:「ここで、もう一つのコンタクトレンズの使い方を教えてやるよ。」
良晴:「そう言えばまだ聞いてなかったな。」
芳雄:「いいか、このコンタクトレンズを裏表、逆にはめるんだ。」
良晴:「逆に?それってどういう事だよ。」
芳雄:「このコンタクトレンズはとても薄いから、逆につけても全然違和感ないはずさ。
その状態で政美を見るんだ。そしたら・・・・」
良晴:「そしたら?」
芳雄:「今後は自分の身体を相手にコピーする事が出来るようになるんだ。」
良晴:「自分の身体を?」
芳雄:「そうさ、足を相手にコピーしたかったら、相手の足を集中してみればいい。後は普通の使い方と
全く同じなんだ。」
良晴:「へえ。そんな事まで出来るんだ。」
芳雄:「すごいだろ。」
良晴:「ああ、すごいと思うけど・・・なんで普通どおりに使わないのさ。政美の身体をコピーして
イタズラすれば済む事だと思うけど。」
芳雄:「ダメダメ。それじゃあつまんないだろ。よく考えてみろよ。相手に自分の身体をコピー出来るんだぜ。
そして、感覚も同じように伝える事が出来るんだ。」
良晴:「それで?」
芳雄:「びっくりするだろうなぁ。政美のあそこにお前の相棒が生えてきたら。」
良晴:「・・・・なるほど。それにプラスして感覚も伝える事が出来るんだ。」
芳雄:「そうさ。」
良晴:「面白いな。早速やってみるか!」
コンタクトレンズを裏表逆に装着した良晴は、そっと2センチくらい、教室の後ろのドアを開けた。
中を覗き込むと、後ろの席の真中辺りに政美が座っているのが分かる。
良晴:「よ〜し、俺の相棒を移植してやろうじゃないか。」
良晴は座っている政美のスカート部分をじっと集中して見つづけた。
なぜかコピーするときと同じようにかゆみを伴う。
政美:「・・・んっ?」
下半身がなんとなくモゾモゾする。
気のせいかと思ったが、足の付け根に何かが当る感じがした。
政美:「あれ?」
その感覚はだんだんと大きくなる。
パンティの中で何かがゆっくりと大きくなるのを感じた。
政美:「えっ?えっ?」
だんだん股間に違和感が出てくる。太ももの間に柔らかくて生暖かい感触が伝わる。
そして、パンティの中で大きくなった物が、スカートを少し持ち上げた。
政美:「うそっ!なによこれ・・・」
政美はそっとスカートの上にある膨らみを触ってみた。
政美:「あっ・・・」
身体がビクッと震える。
それは今まで感じた事の無い感覚だった。
政美:「やだっ・・・これってもしかして・・・・」
政美にはこれが何だかすぐに分かった。
これは・・・・そう、男についているべき物。
それが政美の股間に現れたのだ。
政美:「ど・・・どうして・・・まさか、良晴が!」
さっと廊下の方を見る。しかし、そこには良晴の姿はない。
その頃、良晴は廊下でズボンのチャックを下ろし、トランクスの中から相棒を取り出していた。
芳雄:「お前の相棒なんか見たくないぞ。」
良晴:「お前はちょっと向こうを向いててくれよ。あ、それとティッシュ持ってないか?」
芳雄:「ポケットティッシュは持ってるけど・・・おい、まさかここでやるのか?」
良晴:「ああ、だからお前は向こうを向いてろって。」
芳雄:「どこでもやれるんだな、お前って。」
良晴:「これも政美に仕返しをするためさ。」
芳雄:「はいはい、好きにすれば。」
良晴:「だから早くティッシュをくれよ。」
芳雄:「ほら。俺は教室に戻るからな。」
そういうと、ドアをガラッと開けて教室に入っていった。
政美と目を合わさずに席に座る。
良晴はそのあと、政美の右手を見つづけた。
政美の右手は既に良晴の腕になっていたのだが、改めてコピーしなおす。
政美はそれに全然気付いていないようだ。
良晴:「よし、これからが楽しいんだ。」
そう言うと、良晴は政美を見ながら右手で相棒を掴んだ。
政美:「あっ、ちょ、ちょっと!」
良晴の腕となっている右手が、スカートごと相棒を握り締める。
政美の顔がか〜っと赤くなった。
良晴:「ははっ!顔が赤くなってるぞ。」
ドアの隙間から政美を見て小さく笑っている。
良晴はそのまま右手を上下に動かし始めた。
政美の右手もスカートごと握りながら上下に動いている。
政美:「ま・・また・・・良晴の仕業なの?」
政美は芳雄を見た。しかし芳雄は知らん顔をしたまま授業を受けている。
政美:「そんな・・・・」
周りを気にしながら、左手で右手の動きを止めようとする。
しかし、右手の力の方が強いようで、どうしても動きを止める事は出来なかった。
それに、スカートの中の相棒から、女性の感覚とは違う快感が少しづつ伝わってくる。
政美:「あ・・・良晴ったら・・・みんながいるのに・・・・し、信じられない・・」
良晴:「いい顔してるなぁ・・・ああ、もうたまらない・・・」
右手で相棒を刺激しながら、恥らう政美をじっと見ている。
左手で必死に押さえつけようとしている姿が何ともいえないいやらしさをかもし出していた。
良晴:「ううっ・・も、もうイキそうだっ・・・」
自分と同じように右手を動かしてスカートに包まれた相棒を刺激している政美を見て、
良晴は早くもフィニッシュを迎えようとしていた。
政美:「ああ・・・・い・・・いや・・・な・・・なに?・・・中から・・・何かが出てきそう・・・」
スカートに擦れて少し痛かったが、はちきれそうな相棒を刺激していると、中から何かが込み上げてきた。
それに伴い、激しい快感が政美の身体を襲い始めた。
政美:「うあっ!・・あはっ・・・・ああっ・・・あ・・・・あん・・・・」
ドクッ・・ドクッ・・・と相棒から液体が出るのを感じる。
それが出るたびに、快感が何度も身体に押し寄せてきた。
政美は左手の肘を机について、腕におでこを乗せた状態で快感に酔っていた・・・
初めて男の快感を味わった政美。
それは、女性の快感とは違う鋭い感覚だった。
政美の右手がゆっくりとした動きになる。
相棒から液体を搾り出す様に、下から上へと移動する。
政美:「あは・・・・ああ・・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
乱れた息を整えようと、大きく呼吸をする。
太もものあたりに生温かい液体がトロリと流れ落ちるのが分かった。
政美の様子を横目でじろじろ見ていた芳雄。
芳雄:「すげぇや・・・マジでやっちまったよ・・・・」
そして廊下にいる良晴。
ティッシュで相棒を拭取った後、コソコソとトイレに向かう。
良晴:「はぁ。よかったなあ。これで政美と俺はお互いの身体を共有したんだ。
俺たちの仲は更に深くなるって事だよ。」
トイレにティッシュを流した良晴は、教室の前に戻るとコンタクトレンズを外した。
政美についている相棒がシュルシュルと小さくなり、パンティの中で消えてしまった。
後に残ったのは、スカートの裏側やパンティー、太ももに残った良晴の液体だけだった・・・
チャイムの音と共に、授業が終わって休み時間となる。
政美は立ち上がると、太ももの内側から流れてきそうな良晴の液体をハンカチでサッと拭取ると、
トイレに向かった。
途中、良晴とすれ違ったが、一言も口にする事は無かった。
トイレの中で、半べそをかきながら服に付いた液体を拭取る。
政美:「グスッ・・・良晴のバカ・・・・」
男としての快感を味わった事は嫌ではない。
ただ、良晴にしてやられた事の方が屈辱的だった。
仕返しするはずだったのに、逆にやられたから・・・
政美:「・・・・こうなったら・・・・トコトンやってやろうじゃないっ!」
政美の心に、また復讐の炎が燃え上がった。
目をぎらぎらさせながらトイレを出た政美は、どうやって復讐してやろうかと思案しながら教室へと
戻ったのだ。
教室では、良晴と芳雄が話しているところだった。
政美:「ちょっと!」
良晴:「な、なんだよ。」
政美:「ひどい事してくれたわね。」
良晴:「お前だって俺にひどい事したじゃないか。おかげでクラスの女の子には更に無視されるように
なったし、先生には目をつけられちゃったし。」
政美:「女心を踏みにじる様な男となんか、付き合ってらんないわ。」
そう言いながら俯き、コンタクトを外す。
政美の腕が、元の女性らしい腕に戻る。
良晴:「良かっただろ、そのコンタクトレンズ。」
政美:「うるさいわね。まだこれからよ。絶対仕返ししてやるんだから。それまでこのコンタクトレンズは
私が預かるから。いいわね、芳雄っ!」
芳雄:「べ、別にいいけど・・・」
政美:「良晴、これからは恋人じゃなくて、ライバルだから。それだけは覚えておいてよね。」
良晴:「ハハッ!望むところだよ。」
政美:「また恥をかかせてあげるから。覚悟しときなさいよ。」
政美は強気な発言をしながら、自分の席に戻っていった。
芳雄:「もういいんじゃないの?」
良晴:「まだまだ。あいつが仕掛けてくるなら、俺だって負けてられないからな。」
芳雄:「全く・・・・二人とも強情っぱりなんだから。」
良晴:「いいんだよ。これでもお互い仲良くやってるんだから。」
芳雄:「そんなもんかな。」
良晴:「そんなもんさ。」
芳雄:「あんまり無茶苦茶するなよ。政美は女の子なんだから。」
良晴:「・・・分かってるって・・・」
本当に分かっているのだろうか・・・
この後も、二人のバトルは続くのであった・・・
秘密のコンタクトレンズ(政美にコンタクトレンズを取られて)・・・終わり
あとがき
最後は強引にまとめてしまいました。
このあと、無理矢理書くことも出来るのでしょうが、あまり乗り気じゃないので
書きあがった作品はイマイチ納得のいかないものになるでしょう。
今回はこれで完結とします。
補足として、政美の身体に良晴の相棒をコピーしたとき、パンティに擦れて痛くなかったのか?
だって良晴が姉ちゃんのパンティを穿いていた時、相棒が痛かったんだから。
それは、政美のパンティがとても収縮する生地を使っていたからなのです(笑)。
だから相棒が現れても、パンティのあまりの収縮率に吸収されてしまったのでした。
きっとそんな事ありえないでしょうね。私はパンティを穿いた事無いので分かりません!
政美にコンタクトレンズを取られたと言いながら、結局は政美がひどい目に会うという結末。
私は男ですねぇ。
でも、政美が良晴の身体をコピーしてイタズラしても、良晴にはこたえないと思います。
その点、良晴が政美の身体をコピーした場合は、政美としてはかなり恥ずかしいことになるでしょう。
話の展開としては、こちらの方が書きやすかったです。
この作品は、多くの方のアイデアを元に書いています。
私自身、こんなに長い作品になるとは思っても見ませんでした。
やはり、色々とアイデアや意見を頂くと自分では思いつかない発想や展開が現れるものです。
この作品でそれを痛感しました。
メールですばらしいアイデアを下さった方々。本当にありがとうございます。
また、アイデアをいただきながらうまく表現できなかったり、採用できなかったりして申し訳ありません。
差し支えなければここに皆さんの名前を書きたいところですが、今回は控えさせていただきます。
また、この作品を最後まで読んで下さった皆さんにはとても感謝します。
かなり長くなったので読む人も疲れるでしょう。
私も疲れましたけど。全部で140KByteくらいになっちゃいましたから!
またこんな作品が書けたらなあと思っています。
とてもよい勉強になりました。
ほんとにありがとうございましたっ!
Tiraより。