コードNo. C-Z18
作品名 仮想現実店へようこそ
作者名 原:葦原瑞穂   画:鴻月まゆき
掲載メディア コミック パレット 1999年1月号
ジャンル 変身


解説&内容紹介

 21世紀半ば、予め用意されたキャラクターとシナリオを使って仮想現実を体験させる「ヴァーチャルリアリティショップ」が流行っていた。
 そこに初めて訪れたある男が、初級者用のコースをと相手の女の子を選択し、システムの中に入る。ところがストーリーがスタートすると、彼自身が選んだ女の子になってしまっていた。ストーリーの中で因縁を付けられ、複数の男に強姦されてしまう彼は、いつしか女の子として犯される快感に浸ってしまう。
 システムが止まった時、彼はそれがシステムのバグだという店の説明とお詫びに納得して帰るものの、ヴァーチャルの中で体験したその出来事が忘れられず、どんどんはまっていくことになる。というお話で、実はそれは店側の巧妙な策略であったというオチが付いています。

 ヴァーチャルの中で女の子になるというネタはオンラインのTS小説でもいくつかありますが、このお話は実は無理やり店側が客にTSに嵌らせているというところが面白いですね。鴻月まゆき先生の描いたヴァーチャルの女の子もかわいいですし、彼が自分のスカートを穿いた下半身を見下ろした小さなカットがとってもツボでした。


「ど、どうして僕がこんな目に」
「ああ、いや気持ち悪い」・・・「き・・・来て」

「メイド・イン・ジャパン」という単行本に収録されているようです。
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