想いが生んだ奇跡(おまけ)


作:ecvt


「まさか、荒井課長以外の女性にもなれるとはな・・・おかげで契約はバッチリ俺に有利に出来たな!この前まであんなに交渉が難航してた相手がいきなり俺に有利な条件で自ら話を進めたいって言ったのを聞いた部長は面食らってたな!これで俺評価は高まるな!」

俺の営業相手先の美人女社長である飯島冴子は、会社の屋上でそう呟きながら自らの巨乳を包み込むブラを外してノーブラにスーツというエッチな格好になり、スカートを捲り上げて中を覗き込んだ。

勿論今の彼女の中身は飯島冴子本人ではない。
俺、清彦だ。

今日は彼女の会社との交渉の大詰めだったのだが、状況は芳しくなかった。
煮詰まってしまった為、一旦コーヒーブレイクとなった。
部長も同席する程のこの重要な契約を逃すのは非常にマズい、と、トイレに行った俺は一か八か彼女を想ってオナニーをしてイッたところ、見事彼女になることに成功したのだった。

それからの交渉は簡単だった。
何しろ俺がその交渉相手自身になったのだ。
俺は美人女社長、飯島冴子として彼女の知識を使いながら担当である俺本体の提案を絶賛しつつ、俺本体を誉め称え、見事俺、ひいては我が社に有利な契約を結ぶことに成功したのだった。

「わぁお!黒のパンティ!それにガーターベルト!いやらしい・・・・さて、名残惜しいけど、さっさとイッて元の体に戻るとしますか!あふっ、うっ・・・・」
屋上で俺が冴子さんとしてオナニーを始めたところ、不意に
「社長!こんなところにいらしたのですか。車を待たせております」
と、これまた美人の社長秘書、中野友里に連れられて黒塗りの社長専用車に乗せられてしまった。
「社長があんな高田とかいう[男]なんかを絶賛してアイツに有利な契約をしてしまうなんて信じられません・・・!」
友里はそう言いながら冴子である俺の手をギュッと握って嫉妬と思える視線で俺を見つめる。
(あんな高田とかいう男とかアイツ呼ばわりされるのはムカつくな)
ムカついた俺は、
「あら、高田さんってハンサムでかっこよくて優しくて、信頼できる素敵な方だわ!私の好みのタイプよ〜!」
と冴子の声で俺を絶賛してやった。
すると彼女は、
「そんな・・・社長のいじわる・・・・」
と言って目を潤ませた。
(な、なんだ!?このリアクションは・・・・ま、まさか・・・・・・・やっぱり!彼女とこの[私]はレズな恋人同士だったのね・・・・ムフフフフ・・・!)
「あらぁ、妬いてるの?かわいい・・・」

それから車を冴子のマンションに向かわせた俺は、友里と濃厚なレズセックスを楽しんだ。
「あぁん!社長、最高ですっ!男なんて!男なんてっ!」
(クックック・・・愛する冴子の中身が男の俺とも知らずに・・・!)
「あぁん!友里っ、一緒にイキましょう!イクぅぅぅぅぅぅぅっ!」
冴子の体でイッた瞬間、気絶するような感覚と共に視界が真っ白になり、気が付くと俺はオフィスに戻っていた。
目の前では部長が俺を誉め称えてくれていた。

(いやぁ、この能力って最高っ!)

END



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