勇太は小太りでちょっとエッチな小学6年生。
最近友達に借りたいやらしいビデオを見て喜んでいる。
そんな勇太を叱りつけているのは高校2年の姉、玲奈。

ある日、風邪をひいて寝込んでしまった勇太は、
魂が体から抜け出てしまう。
そして、玲奈の体に入り込んだ勇太は自分の欲望を満たすべく、
玲奈の体を弄ぶのであった。
しかし、玲奈の友達の香奈が家に遊びにきて・・・
 
 

お姉ちゃんと友達と・・・(後編)
 

勇太は仕方なく、頭の中で聞こえる玲奈の声に従うことにした。

「ねえ、玲奈。勇太君の具合はどうなの?」

「うん、今寝てるから大丈夫だよ。」

「そっか、それならいいけど。」

応接間のソファーに座った玲奈と香奈は、テレビを見ながら楽しそうに会話を始めた。

・・・そうそう、その調子で話を合わせるのよ・・・

「分かってるって。」

「えっ、何?」

「う、ううん。なんでもないの。こっちの話。」

「そう。」

・・・ばかねぇ。私の声に返事したら香奈に不思議に思われるじゃないの。
     勇太は私の言ったことをそのまま口に出せばいいのっ!・・・

勇太はコクンとうなずいた。

「玲奈、この前見た映画、結構面白かったね。」

「そ、そうね。た、楽しかったね。」

・・・いちいち会話につまずかないのっ!・・・

「私、あの俳優好きなんだ。玲奈はどう思う?」

「う、うん。私も結構好きなんだ。あの俳優。かっこいいよね。」

「玲奈もそう思う!良かった。男の趣味、私とおんなじだね。」

「そうね。あとはあの川に飛び込んだ人かな。」

「あっ、そうそう。あの人も結構タイプなんだ。」

「香奈も面食いなんだから。」

「それを言うなら玲奈もじゃない。」

「へへっ、そうだね。」

「あのね、今度彼のコンサートやるんだよ。いっしょに見に行かない?」

「そうなの?うん、行く行く!」

「じゃあ決まりね。玲奈のチケットも取ってあげるよ。」

「やった!」

勇太は別にうれしくも何とも無いが、頭の中で玲奈が無理矢理喜べと
言うので仕方なく笑顔を作って喜んだフリをした。

「あ、ゴメン。まだお茶出して無かったね。何がいい?コーヒー、紅茶?」

「う〜ん、それじゃあ紅茶がいいな。」

「うん、分かった。すぐに作るからちょっと待っててね。」

勇太はそう言って、キッチンへ向かった。

・・・なかなかやるじゃない。勇太にしては名演技よ。・・・

「何かぜんぜん面白くないよ。飽きてきちゃった。」

・・・何言ってるのよ。あんたが悪いんでしょ。いやだったらさっさと出て行きなさいよ。・・・

「それをずっと考えてるんだよ。どうにかしてお姉ちゃんの体から抜け出れないかな。」

・・・出たいって念じれば出れるんじゃないの?・・・

「そんなに簡単だったらとっくにやってるよ。」

・・・もう、それならさっさと紅茶作りなさい。香奈は砂糖が1杯だからね。・・・

「あ〜あ、ぜんぜん面白くないや。でも、あの香奈さんてすごくきれいだね。
 髪も黒くて長いしすらっとしててお姉ちゃんとは大違いだな。」

・・・うるさいわね。香奈は高校でもトップクラスの美貌の持ち主なの。
     ボーイフレンドだっていっぱいいるんだから。・・・

「そうだよね。あんなにきれいならきっとみんな彼女になってほしいと思うよ。
  香奈さんて、胸おっきいの?」

・・・なんであんたがそんなこと聞くのよ。関係ないじゃないの。・・・

「だって気になるよ。あの服の奥にはどのくらいの胸があるのか。」

・・・ほんっとにあんたはマセてるんだから。そんなことはどうだっていいの。
     それにさっきから手が止まってるじゃない。ちゃんとお湯を入れなさいよ。・・・

「イヤだ。香奈さんの胸の大きさ教えてくれなきゃ。」

・・・だから関係ないじゃないの。あんたが付き合うわけじゃないんだから・・・

「いいじゃない。教えてくれたって減るもんじゃないんだから。」

・・・ダメ。親友としては教えられないのっ。・・・

「そうなんだ。じゃあ教えてくれるまで言うこと聞かないから。」

勇太はそう言って、両手で玲奈の胸を揉み始めた。

・・・あっ・コラッ・・勇太っ。止めなさい・・・ああっ!・・・そんな事したって教えないんだから・・・はぁん・・・

「いいよ。このまま香奈さんの前に行くから。」

・・・んんっ・・・もう・・何考えてるのよ・・・いいかげんにしなさい・・・ゆ・・・ゆうた・・

「はぁ・・・いい気持ちだね。お姉ちゃん。そろそろ教えてくれるの?」

・・・ぅ・・・んっ・・んっ・・・も・・もお・・・ゆ・・ゆうたったら・・・・わ・・分かったわよ・・・は、はちじゅう・・はち・・・よ・・あんっ・・

「うっ・・88センチか。す・・すごくおっきいね、香奈さんの胸って。」

・・・んあっ・・・お、教えたんだから・・・手を・・・離しなさい・・・くっ・・・

勇太は両手を胸から離した。
そしてコップにお湯を入れて紅茶を作り、お盆に乗せて香奈のいる応接間まで持って行った。

・・・おとなしく私の言うとおりに話しなさいよ。分かった?勇太・・・

「・・・・」

・・・勇太、聞いてるの。返事をしなさい!・・・

「・・・・」

・・・ちょ、ちょっと、約束が違うじゃないの。ちゃんと言うとおりにしなさいよ・・・

勇太は返事をしなかった。
応接間に着いた勇太は、

「ごめん、遅くなっちゃった。」
と舌をペロッとだして微笑んだ。

・・・よ、よし。その調子よ・・・

玲奈は、勇太の対応にほっとした。

「うん、ぜんぜん待ってないよ。」

香奈はそう言ってお盆の上の紅茶を取り、飲み始めた。

「おいしいね。この紅茶。」

「そう、香奈は彼氏がいっぱいいるから、おいしい物を食べさせてもらってるでしょ。口に合わないんじゃない?」

・・・バカッ、何言ってるのよ!そんな事言ったら香奈が気を悪くするじゃない・・・

「そ、そんなこと無いよ。玲奈の入れてくれた紅茶、ほんとにおいしいよ。」

「そっか、ありがと。ねえ香奈、映画のビデオでも見ない?」

「えっ、何かレンタルしてるの?」

「うん、勇太の部屋にあるんだ。ちょっと待っててね。」

そう言って勇太は応接間を出て、勇太の部屋に入った。

・・・ねえ、勇太。もしかしていやらしいビデオを見せようとしてるんじゃないでしょうね・・・

「そうだよ。香奈さんといっしょに見るんだ。」

・・・ぜ〜ったいにダメッ!そんなの許さないからねっ・・・

「そんな事言ったってダメだよ。香奈さん、もしかしたら見たいかもしれないじゃないか。」

・・・そんなの見たいはずないじゃない。いいかげんにしなさいっ!・・・

玲奈の言うことをぜんぜん聞かず、勇太はレンタルビデオを片手に、応接間に戻った。

「ちょっと待ってね。」

そう言ってビデオデッキにをテープをセットした。

・・・ヤダッ!止めて。勇太、お願いだから。ねっ、ほかの事しようよ。そうだ!私の体で外に行こっか・・・

玲奈の説得も空しく、勇太はビデオデッキの再生ボタンを押した。
テレビ画面には、AV男優にいい様にされている女性の姿が映し出された。

・・・ああ、勇太のバカァ・・・

「これってすごいよね。香奈もこんな事してるの?」

勇太は香奈がどんな回答をするのか興味津々だ。
香奈はいきなり画面に映った映像を見て、目が点になっている。

「ねえ、どうなの、香奈?」

勇太は見を乗り出して聞いた。

・・・何てこと聞くのよっ!・・・

「わ、私こんなことしないよ。映画ってこれのことなの?」

香奈の目が勇太を射すように見つめている。

「うん、香奈も結構興味があるかなって思って。だって胸だっておっきいし。」

「そ、そんなこと言うなんて信じられない・・・わたし帰るっ!」

香奈は怒ってソファから立ち上がった。そして玄関に向かって歩き出した。

「ちょ、ちょっと待ってよ。最後まで見ようよ。」

勇太はそう言って、強引に香奈の手を引っ張った。
その拍子にバランスを崩した香奈は、ソファの角に足を引っ掛けて倒れこんでしまった。
そして、運悪く床に頭を打ち付け、気絶してしまった。

「あっ!まずいっ!」

・・・か、香奈!・・・

勇太は気絶して倒れてしまった香奈を見て驚き、気が動転していた。

・・・香奈っ、香奈っ!・・・

頭の中でお姉ちゃんの必死に叫ぶ声が聞こえる。
そしてだんだん大きくなっていき、頭が裂けそうに思った瞬間、

バンッ!

と弾けた感じがして、お姉ちゃんの体からはじき出された。

「あっ。私の体!戻ったんだ。」

お姉ちゃんはそう言って手足を動かし、自分の意志で体が動くことを確認した。
そしてすぐに香奈さんの元に駆け寄り、頭をひざの上に乗せた。

「香奈っ、大丈夫っ。しっかりして!」

お姉ちゃんは香奈さんのほっぺたを叩いて意識を取り戻そうと必死になっている。
勇太のことなんか全く頭に無いらしい。
勇太は空中にふわふわを浮かびながら、香奈さんの捲れあがった紺色のスカートから
チラッと覗いているパンティを見てよだれをたらしていた。

「ねえ、香奈ってば。しっかりしてよ。」

お姉ちゃんは香奈さんの体をゆすっている。なかなか意識が戻らないみたいだ。

「ちょっとまずかったかな。香奈さんの意識が戻らなかったらどうしよう。」

勇太は少し心配になってきた。お姉ちゃんも香奈さんの体をゆすりながら半べそをかいている。

「そ、そうだ。香奈さんの意識が戻るまで・・・」

勇太はそう思い、お姉ちゃんの膝の上で意識を失っている香奈さんの体に自分の体をゆっくりと重ねた。
お姉ちゃんの時のように、手、足、体、頭を重ねる。
勇太の体がスッと香奈さんの体に入り込んだ。

「・・・よ」
「・・・奈っ!」
「ねえ、香奈ったら!」

お姉ちゃんの声がだんだんはっきりと聞こえてくる。

「う〜ん・・・」

勇太はゆっくりと目を開けた。
ぼやけていた映像が徐々にはっきりし、目の前にお姉ちゃんの顔が現れた。

「香奈っ!気付いたのっ。良かった・・・」

お姉ちゃんの涙が勇太の顔にポツリと落ちた。

勇太は頭を横に向けた。
そこにはソファが見える。

ゆっくりと体を起こし、床に座った。
黒くて長い髪の毛がバサバサッと目の前に垂れさがり、シャンプーのいい香りがする。

「あっ!」

勇太は思わず声を上げた。
そして、その声が自分の声ではなく、香奈さんの声だと確信した。

「ねえ、香奈。大丈夫?」

お姉ちゃんが心配そうにこっちを見ている。

勇太は捲れあがったスカートから伸びている白くて細い足を手でさすりながら

「うん、大丈夫。」

と笑顔で答えた。

「そ、そう。ほんとに良かったわ。」

お姉ちゃんは涙を拭いて笑った。

勇太は両手で髪の毛を後ろにかきあげて、

「ちょっとトイレ貸してね。」

と言った。

「う、うん。いいけど。」

お姉ちゃんはそう言ってトイレに向かう勇太の後姿を見送った。

トイレに入り、カギを閉めた勇太は顔がニヤけて仕方が無い。

「や、やった・・・これが香奈さんの体・・・・」

白いブラウスに紺色のスカート・・・制服の上にピンクのベストを着ている。
素足なので少し寒い感じがする。

勇太は便器に座り、ベストの上から両手で胸を持ち上げた。
 
 
2002.10.14追加
絵:ダイノさん

「うわっ、すごくおっきいな。お姉ちゃんの胸とは大違いだ。」

たしかに88センチはある。勇太は胸を回すように揉み始めた。

「へへっ、高校でトップクラスの美人の体でこんな事出来るなんて、お姉ちゃんに
感謝しなきゃ。」

「確かここらへんだったかな。」

勇太は胸を揉むのを止め、スカートを捲り上げて、お姉ちゃんの体で感じた股間の辺りをパンティ越しに
人差し指で擦った。

「はあっ・・・ここだ・・・この感じ・・・・んんっ・・・・すごくきもちいい・・・」

勇太は両足を広げて必死に股間を擦り始めた。

「んっ、ここが・・・すごくいい・・・も・・・もっと・・・」

パンティの中に手を忍ばせた勇太は、直接感じるところを擦り始めた。

「はうっ!・・・こ・・ここ・・・すごい・・・あっ、あっ・・・ダメだ・・・手が・・・勝手に・・・」

勇太は無我夢中で指を動かしている。気持ちよすぎて指を止めることが出来ない。

「あっ、あんっ、た・・・たまらない・・・・この感じ・・・・すごすぎる・・・・」

勇太は前かがみになりながら、パンティの中でいやらしい音を立てていた。

コンコンッ!

「香奈、どうしたの?大丈夫なの。」

ドアの向こうでお姉ちゃんが呼んでいる。
ハッと我に返った勇太は、

「あっ、だ、大丈夫。すぐに出るから。」

そう言って、トイレットペーパーでふいたあと、トイレから出た。

「大丈夫?」

心配そうにお姉ちゃんが見つめる。

「うん、大丈夫だよ。」

勇太はソファに腰掛け、そう答えた。

「ほんとにビックリしたんだから。ぜんぜん意識が戻らないし。」

「う、うん。もう平気。」

「頭、痛くない?」

「痛くないよ。ほんとに大丈夫だから。」

「そう。さ、さっきはゴメンね。変なビデオ見せちゃって。あたし、頭がぼーっとしちゃってて。」

玲奈は、勇太が見せたビデオのことを謝っている。

「ううん、ぜんぜんなんとも思ってないよ。それより玲奈、さっきのビデオ、もう一回見ない?」

「えっ?」

お姉ちゃんはあっけにとられている。

「せっかくだからさ。時間もあるし、あのビデオの続き見ようよ。」

勇太はそう言って止めてあったビデオをもう一度再生した。

画面には先ほど映っていた男女二人が快感に酔いしれている場面が映し出された。

勇太はお姉ちゃんの横にくっついて座った。

そして、

「玲奈、私、こんなことしてると思う?」

そうお姉ちゃんに問い掛けた。

お姉ちゃんは少し赤くなって、

「さ、さあ。香奈のことは良く分からないから。」

曖昧な返事をする。

「私って胸大きいでしょ。クラスの男の子がジロジロ見るの。」

勇太はそう言って、胸を揉み始めた。

「あはっ・・こんなに大きくなくてもいいのに。ねえ、玲奈も触ってみてよ。私の胸。」

勇太は玲奈の手を取って自分に胸に押し当てた。

「ち、ちょっと、香奈。何やってるのよ。」

お姉ちゃんはとっさに胸から手を離した。

「玲奈だって結構胸おっきいよね。」

今度は勇太が玲奈の胸を掴み、揉み始めた。

「あっ・・・もう、香奈ったらやめてよ。いやらしいんだから。」

玲奈はそう言って香奈の腕を掴んだ。

「いいじゃない、勇太君寝てるんでしょ。二人の秘密だからね。」

「んっ・・・ダメだったら・・香奈・・・やめてっ・・・」

「へへっ、玲奈ったら気持ちいいんだ。」

「もうっ・・・おかしいよ、香奈。あんっ・・・さっきから変なことばっかり・・・」

「やだっ、私たち親友でしょ。気持ちいいことしようよ。」

勇太はそう言うと、玲奈が着ているセーターの中に手を入れ、直接胸を揉みだした。

「んあっ!・・・・香奈っ・・・ほんとにやめて・・・あっ・・」

「玲奈は胸を揉まれたら気持ちいいもんね。こんなことしたらもっと気持ちいいよね。」

勇太は玲奈の胸の突起を指でコリコリと摘んだ。

玲奈の体がビクビクっと震える。

「ああっ・・・あっ・・・はあっ・・・香奈・・どうして・・・」

勇太は玲奈が穿いているジーパンのボタンを外し、ジッパーを下まで降ろした。
抵抗する玲奈を押さえ込んだ勇太は、パンティの中に手を進入させ、玲奈の感じるところを指で
擦った。

「うあっ!・・・あっ・・・あっ・・・そんな・・・い・・いやっ・・・」

「こうやって触られるのが気持ちいいよね。」

玲奈は、ふと香奈の触り方がつい最近触られた感覚に似ていると感じた。
そう、勇太が玲奈の体で触った時の感覚・・・

「あっ・・あっ・・・やめて・・・勇太っ!・・・・」

玲奈は思わず勇太の名前を叫んだ。
その言葉に、香奈の手が止まった。

「・・・な、何言ってるの玲奈。勇太君はここにいないよ。」

香奈、いや勇太の顔色がすっと青くなる。

「わ、分かってるのよ。勇太。あんたが香奈の体に入っているのは。」

勇太は動揺している。

「やっぱり勇太なのね。香奈の体を勝手に使って・・・」

「あ・・・や・・・・その・・・」

「よくもやってくれたわね。さっさと香奈の体から出なさいっ!」

「お、お姉ちゃん。わ、わからないんだよ。どうやって出ればいいのか・・・」

勇太は、香奈の体でもじもじしている。

「私の体から出れたんでしょ。同じようにすればいいじゃない。」

「ちがうんだ。あれはお姉ちゃんがぼくを体から弾き飛ばしたんだよ。
 ぼくが自分でお姉ちゃんの体から出たんじゃないんだ。」

「そ、それじゃあ、香奈の意識に弾き飛ばしてもらえばいいじゃない。」

「それがね、香奈さんは気絶したままなんだ。だからまだぼくの意識しかないんだ。」

「・・・じゃあどうするのよ。」

「だから・・・しばらくぼくが香奈さんの体を使うことにする・・・ねっ、香奈さんはぜんぜん覚えてないと思うよ。」

「何考えてるのよ。ほんとに勇太は。」

「だってこんな事、もう2度と無いから。ほんとに大きいよ、香奈さんの胸。」

勇太は両手で胸を持ち上げた。香奈の大きな胸が強調されて少しいやらしい格好に見える。

「や、やめなさいよ、香奈の体で。」

「今のうちだけだから。ここをこうするともっと気持ちいいんだ。んあっ・・・こうやって・・・・あっ・・・はあっ・・」

勇太はパンティの中に手を入れて指を動かしている。

「バ、バカッ!その手をパンティから抜きなさいっ!」

玲奈は顔を赤くして叫んだ。

「んっ・・・いいじゃない・・あっ・・・今はぼくの体なんだから・・・お姉ちゃんも・・・あんっ・・・やってみなよ・・・・うっ」

勇太はソファに座り込み、足を開いて両手をパンティの中に忍ばせた。

「あああっ・・・すごい・・・・女って・・・こんなに気持ちいいんだ・・・」

勇太はパンティの中で、くもの足のように何本もの指を動かしている。

玲奈はたまりかねて勇太の両腕を掴み、パンティの中から引き抜いた。

「いいかげんにしなさいっ。香奈の体にイタズラしちゃダメッ!おとなしくそこに座ってなさい!」

玲奈は勇太を怒鳴りつけた。

「な、なんだよっ。そんなに怒らなくったっていいじゃないか!ちぇっ、もういいよ。この体で外に出て変なことしてやるっ!」

勇太はそう言うと、玄関に向かって走り出した。

「あっ、勇太っ!待ちなさい!」

慌てて玲奈が追いかける。

「勇太、待って。お願いっ!」

玄関で靴を履いている勇太を必死で呼び止める。

「ねえ、勇太。お願いだから香奈の体で変なことしないで。」

「いやだ。お姉ちゃんが悪いんだ。」

「だって勇太が香奈の体で変なことするから。」

「ぼくだって男なんだ。女の体がどんなのかくらい知りたいよ。」

「だからって外に出て香奈のこと傷つけること無いと思うよ。」

「・・・」

「香奈がかわいそうだよ。ねっ、勇太。外に出るのは止めようよ。」

「・・・それじゃあお姉ちゃん、ぼくの言うとおりにしてくれるの?」

「・・・し、仕方ないわ。外に出ないんだったら。」

「ん〜、じゃあ外には出ないよ。」

「良かった。早く靴を脱いで。」

勇太は履きかけた靴を脱ぎ、応接間に戻った。
玲奈はほっとして、勇太の跡をついていった。
概観はどこから見ても香奈だ。
長い髪をなびかせ、細いウエストにキュートなヒップを見ていると
思わず嫉妬してしまいそうになる。
でも、今は勇太なんだ。
そう思いながら応接間に入ると、

「おねえちゃん、その格好はいやだな。体操服に着替えてよ。」

「はっ?」

「体操服。ねっ、僕の言うとおりにしてくれるって言ったでしょ。」

勇太は香奈の姿でかわいらしくウィンクしながら言った。
どうも香奈本人と錯覚してしまう。

「や、約束だから・・・仕方ないわ。ちょっと待ってて。」

玲奈はそう言って、自分の部屋に戻っていった。
しばらくして、体操服姿に着替えた玲奈が応接間に入ってきた。
白い体操服に赤いブルマ姿。
少し恥ずかしそうに立っている。

「お姉ちゃんのなかなかスタイルいいね。」

勇太はそう言ってまじまじと玲奈の体を見ている。

「何ジロジロと見てるのよ。そんなに見ないでよ。」

普段香奈に見られてもなんとも思わないのだが、勇太に見られていると思うと
なんだか恥ずかしい。

「あのさ、こんなビデオがあるんだけど。」

そう言って勇太は別のビデオを再生した。

テレビ画面に映っているのは、体操服姿の女子高生が一人で楽しんでいる姿だった。

「ねえ、これと同じ事やってよ。」

勇太は玲奈にせがんだ。

「そ、そんなことできるわけ無いじゃない。しかもあんたの前で。」

「さっき僕のいうこと聞いてくれるって言ったじゃない。」

「そんなことまで出来ません!」

「・・・ねえ、じゃあ私の前だったらいいでしょ。」

勇太は香奈のしゃべり方を真似して話し掛けた。
玲奈は、その話し方に思わず動揺してしまう。

「ちょ、ちょっと止めなさいよ。香奈の真似するのは。」

「私、香奈よ。親友じゃない。ねっ、玲奈。お願い。私の言うこと聞いて!」

勇太は玲奈をテレビの前のソファに座らせた。

「ね、あの子みたいにやってみて。」

勇太はソファの後ろに回って、玲奈の手を掴み、テレビに映っている女子高生と同じように
胸と股間に誘導した。

「玲奈、お願い。」

勇太はそう言って後ろからやさしく抱きしめた。

玲奈はもうどうなっているのか分からなくなっている。

「勇太・・。勇太なんでしょ。」

「ううん、香奈よ。」

「かな・・・・香奈・・・・」

玲奈の手がゆっくりと動き始める。

「そう、その調子よ。」

左手で胸を揉みながら、右手でブルマの上から股間を触り始めた。

テレビに映っている女子高生と同じように手を動かしている。
まるで催眠術にでもかかったような感じ。

勇太はそっと立ち上がり、玲奈が座っている横のソファーに腰掛けた。
玲奈はだんだん激しくなるテレビ画像に合わせて手を動かしている。

勇太はそんな玲奈の姿を見て、股間が熱くなるのを感じた。

「あっ・・・・あっ・・・」

玲奈が小さく吐息を漏らしている。
ブルマの中に右手を入れて、もぞもぞと指を動かし始めた。

「んっ・・・はんっ・・・ああっ・・・」

玲奈はソファから腰を上げ、両足を広げながら左手を前のテーブルに付いて、右手を前後に動かした。

その姿を見た勇太は、思わず玲奈の後ろに回り、ソファに座り込んだ。
目の前に玲奈の赤いブルマを穿いたお尻がある。
股の間を除いてみると、ブルマの表面に指の形が現れては消えるのが良く分かる。
興奮している勇太は、玲奈を抱きしめてソファに座っている自分の上に座らせた。
そして、玲奈の体操服の中に両手を突っ込み、二つの胸の突起を指でキュッ、キュッと摘んだ。

「ああんっ!」

玲奈は背筋をピンと伸ばして、体に力を入れた。

「お、お姉ちゃん!」

香奈の興奮した声でそう叫び、激しく玲奈の胸を揉んだ。

「あっ・・あっ・・・あっ・・いい・・いいよ・・・香奈・・・」

ブルマの中の手を必死に動かしながら、玲奈は快感に酔いしれいている。

勇太は我慢できなくなり、

「お姉ちゃん、ぼくも・・・」

そう言った。

その言葉に、玲奈は手を止めて立ち上がった。

そして、勇太の方に向きなおし、ソファの前に膝を立てた。
勇太のベストとブラウスのボタンを外し、ブラジャーを上にあげた玲奈は、
勇太の胸を吸い始めた。

「うあっ・・・」

勇太は思わず声を上げた。
香奈のかわいい声が部屋に響く。

「香奈ったらかわいい。」

玲奈はそう言うと、舌で胸の突起を転がしながら勇太のパンティの中に手を入れ、やさしく触り始めた。
勇太は体を触られる感覚を始めて知った。それは自分で触るよりも何倍も気持ちよかった。

「はあっ・・・んんっ・・・・きもちいい・・・・すごく・・・・きもちいいよ・・・お姉ちゃん・・・・ううっ・・・」

玲奈は、勇太のパンティを脱がせたあと、足を開かせて股間に顔をうずめた。
舌を使って勇太の感じるところを責めつづける。

「あっ・・・あっ・・・あっ・・・んっ・・・」

舌が当たる度に勇太の口から香奈の切ない喘ぎ声が漏れる。
勇太はもう快感にメロメロになっている。

「香奈、私も触って・・」

玲奈の言葉に、勇太はボーっとしながらソファから立ち上がり、床に膝をついた。
玲奈も同じように膝をつき足を広げた。
そして、右手でお互いの感じるところを刺激しながら、左腕で抱きしめあった。
勇太は玲奈のブルマに右手を突っ込んで、必死に指を動かした。
玲奈も勇太の感じるところを2本の指で激しく刺激した。

「あっ、あっ、あっ、あっ」
「んっ、うっ、はあっ、ああっ」

二人は体中で感じながら手を止めることなく刺激しあった。

「あ、あ、あ、あ、あ、や、や、いいっ、すごいっ、いいよっ、香奈っ!」
「うっ、あ、あ、お、お、おねえ・・ちゃん・・・もう、体が・・・うっ・・きもち・・いい・・・・」

抱きしめている左腕に力が入る。
お互いの肩に顔をうずめながら、快感の頂点に達しようとしていた。

「あ・あ・あ・あ・あ・だ、だめっ、もうっ、私、んんっ、ああっ、あああああっ!」
「おねっ・・お・・・ねえ・・・ちゃ・・・んんっ・・・・ううっ・・・ぼく・・・もう・・・・だめだっ・・・・うあああっ!」

痛いほど抱きしめあい、二人は最後まで堪能した。
二人は抱き合ったまま床にペタンとお尻を付き、ソファにもたれかかった。
勇太は満足げにうっすらと笑みを浮かべている。

「はあ、はあ、すごいね。女の体って・・・」

玲奈は余韻が残っているのか、体をピクピクと震わせたあと、

「あうっ・・・・・・・そう?」

と少し間をおいて答えた。

「うん、こんなに気持ちいいなんて思ってなかったもん。」

「そっか・・よかったね。体験できて。」

「うん。」

「ねえ、まだ香奈の意識は戻らないの?」

「うん、ぜんぜん起きないみたい。」

「でしょうね・・・玲奈ったらこんなになるまで・・・」

玲奈は自分の体をさすりながらそう答えた。

「どうしたの、お姉ちゃん。」

「そんなに気持ちよかった?勇太君。」

「えっ、なんだよ、君なんかつけちゃって。」

「私の体、そんなに気持ちよかったのかって聞いているのよ。」

「・・・・?」

「香奈の体は気持ちよかったんでしょ。私は香奈なの。」

「・・・えっ、どういうこと?」

「あなたさっき、私の体でイッたでしょ。その時、私の意識が放り出されたのよ。
  気付いたら私が玲奈とエッチしてるじゃない。ビックリしたわよ。
  どういうことか、玲奈にひとこと言ってやろうと思って近づいたら、彼女の体に
  入っちゃったのよ。」

「じ、じゃあ、今、お姉ちゃんの体に入っているのは香奈さんなの?」

「そう、香奈よ。二人ともひどいことしてくれるわね。」

「ご、ごめんなさい・・・」

「でも、おかげでこんな不思議な体験が出来たわ。私が香奈の体を
  操っているなんて。結構いいわね、この体も。あんっ!」

玲奈の体を操っている香奈は、胸を揉んでみた。

・・・ちょっと、香奈っ!勝手に私の体に入ってこないでよ。・・・

「だって玲奈と勇太君が悪いのよ。フフッ、しばらく使ってあげるからおとなしくしててね。」

・・・ダメだって。なんで勇太の次に、香奈にまで私の体を使われなきゃならないのよ・・・

「いいよね、勇太君。私の体、しばらく使わせてあげるから。」

「うん、いいよ。」

「じゃあ、改めて私ともう一回楽しいことしよっか。」

「うん、しよっ!」

・・・ああ〜、もうゆるしてよ〜・・・

勇太は香奈の体で、香奈は玲奈の体でまた楽しんだ。

しかし、最後までやっても、香奈は玲奈の体から抜け出ることは無かった。

「仕方ないわね。元に戻るまでこのままでいるしかないわ、勇太君。」

「そうだね、お姉ちゃんには悪いけどもうちょっとこのままがいいな。」

・・・そ、そんなぁ。私の体、いつになったら返してくれるの・・・

「そうだ、お姉ちゃんはぼくの体でしばらくいてよ。」

「そっか、それでいいんじゃない。みんなバラバラの体だもん、結構いいかも!」

・・・い、いやよ!何で私が勇太の体に入らなきゃならないのよ〜・・・

「だって今のままじゃ、玲奈は何にも出来ないよ。」

「そうそう、おとなしくぼくの体ですごしてよ。」

・・・ひ、ひどすぎる・・・

こうして3人は、しばらく他人の体で過ごすことになった。
周りの人は、3人の性格が変わったように感じたが、それほど違和感のあるものでも無いようだ。
玲奈だけはいつまでもぶつぶつと言いながら、勇太の体ですごすことになった。

この関係はしばらく続きそうだ・・・
 
 

おわり
 

本作品の著作権等について

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    ・本作品についての、あらゆる著作権は、すべて作者が有するものとします。
    ・よって、本作品を無断で転載、公開することは御遠慮願います。

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