○予備知識
巫女装束は、「襦袢(じゅばん)」と呼ばれる丈の長い服の上に、
「白衣」を着るらしい。どちらも足首まですっぽりとかぶるくらい長い。
そして、「緋袴(ひばかま)」という赤い袴(はかま)を穿くそうだ。



ちょっとだけあらすじ

博和の願いで初詣に行った志郎。
いろいろあって、志郎は巫女の「香澄」に乗り移った。
しかし、この神社の住職の娘である「麻理」に腹を立てた志郎は、
麻理の評判を落としてやろうと、こんどは麻理の体に乗り移り、香澄に悪戯した。
今度は志郎が楽しむ番だ!
 
 
 
 

初詣に行こう!(最終編)
 
 
 
 

麻理:「そんなに気持ちがよかったの。じゃあ次はわたしを楽しませてよ。」

そう言うと、志郎は香澄の頭を起こし、猿轡を外した。
そして、自分の緋袴と白衣、襦袢をたくし上げ、穿いている白いパンティを脱ぎ捨てた。

麻理:「わたしもあなたのを見て感じてしまったわ。さあ、わたしを舐めて頂戴。」

香澄:「ああ・・・そ、そんな・・・」

やっと話せるようになった香澄だが、志郎の命令はまだまだ続く。
志郎を見つめる泣きそうな香澄を見ながら、ゆっくりと彼女の頭の前に立った。
そして頭上をまたぐ。

麻理:「さあよく見なさい。わたしのもきれいでしょ。」

頭が、麻理の緋袴にすっぽりと隠れた。
香澄はいやでも麻理の襦袢の中を覗き込める形になっている。

香澄:「い・・・いや・・・」

麻理:「ちゃんと見なさい。もっとよく見せてあげるから。」

そう言うと、志郎は香澄の顔の両脇に膝を立てた。

麻理:「どう?よく見えるでしょ。」

香澄の顔は緋袴に隠れて全く見えないが、たぶん横に向けて目をそらしているはずだ。

麻理:「あなた、今、横を向いているんでしょ。だめよ。ちゃんと見なきゃ。」

香澄:「そ、そんな事言ったって・・・」

麻理:「そう、そうやってわたしに逆らうと、後でどうなってもしらないから。」

香澄:「そ、そんな・・・」

麻理:「だったらちゃんとわたしの言う事を聞きなさい。」

香澄:「・・・・は・・・はい・・・」

香澄は仕方なく顔を上に向けた。
襦袢や緋袴に隠れて薄暗いが、顔の両側には2本の綺麗な太ももがあり、
その奥には麻理の股間がうっすらと見えている。

香澄:「やだ・・・」

麻理:「何言ってるのよ。さっきわたしがしてあげた事忘れたの?
          あなたもわたしと同じことするのよ。」

志郎はそう言うと、更に腰を低く下げて香澄の顔の上に股間を押し付けた。

香澄:「ううっ・・・」

麻理:「あはっ!香澄の鼻が当たってるわ。もう少し下よね。」

志郎は、感じるところが香澄の口に当たるようにお尻をずらした。

麻理:「ねえ、舌を使って舐めてよ。」

香澄:「・・・・・」

麻理:「早くしなさいっ!」

香澄:「・・・ペロッ・・・」

麻理:「あっ、ああん!」

香澄が志郎の感じるところを舐め始めた。
緋袴の中で香澄が自分の感じるところを舐めている姿を想像すると、余計に
体が敏感に感じるようだ。

麻理:「あ・・・んんっ・・・・そう・・・そう調子・・・あっ・・・」

香澄:「ペロッ・・・ペロッ・・・ペロッ・・・」

麻理:「んっ・・あんっ・・・・あっ・・・い・・・いいわ・・・」

志郎は両手で白衣の上から胸を揉み始めた。
柔らかい胸の感触が白衣の上からでも伝わってくる。
それと同時に、揉まれている胸から心地よい快感が体を駆け抜ける。

麻理:「んんんっ!・・・・いい・・・・あっ・・・す・・・すごい・・・」

志郎は目をとろんとさせて快感に酔いしれている。

麻理:「あっ・・・もっと・・・もっと早く舐めて・・・」

香澄に要求するが、なかなか早く舐められないようだ。

麻理:「もうっ・・・何やってるのっ・・・んんっ・・・そんなんじゃ・・・最後までイケないじゃない・・・」

香澄はだんだん疲れて、舐めるスピードが遅くなってきている。

麻理:「もういいわっ!」

そう言うと、志郎は香澄の頭から移動し、畳の上に座り込んだ。
そして、緋袴や襦袢をめくり、自分の指を使って激しく股間を刺激しはじめた。

麻理:「ああっ!・・あっ・・・あっ・・・いい・・・いいよぅ・・・んあっ・・・・あ・・・」

その姿を唖然として見つめる香澄。
あの麻理が自分の目の前で一人で楽しんでいる。
それはまったく信じられない光景だった。

香澄:「・・・・」

麻理:「あっ・・・あっ・・す・・すご・・・い・・・・んっ・・・ん・・・・」

片手で胸を揉みながら、もう片方の手で股間を刺激している。

麻理:「いい・・・・あっ・・・だめっ・・・も・・・もう・・・・い・・・イキそうっ・・・・」

志郎は香澄の視線を体中で感じながら、快感に身をおどらせていた。

麻理:「ああっ・・・か・・・香澄・・・・す・・・すごいでしょ・・・・わ・・・わたしって・・・ああっ・・・」

目を見つめ、息を切らせながら香澄に言った。
香澄はその姿に圧倒され、何も言うことが出来ない。

麻理:「んんっ・・・だ・・だめっ・・・もう・・・く・・・くる・・・あっ、あっ、あっ、あっ、ああああああああっ!」

ひときわ大きな声を上げ、ビクビクビクッと体を震わせる志郎。

麻理:「あうっ・・・あっ・・・んん・・・」

激しく動いていた指が、ゆっくりとした動作に変わる。

麻理:「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・ん・・・・」

呼吸を整える志郎。
少し落ち着いた志郎は、目の前にいる香澄を見て話し掛けた。

麻理:「どう?わたしの一人上手は。すごいでしょ。」

香澄:「・・・い・・・いやっ!」

香澄はその場を逃げ出そうとして立ち上がり、ふすまの方に走っていった。
ふすまの前まで来たのだが、両手が後ろで縛られているので、うまく開けることが出来ない。
しかし、ちょうどその時、タイミングよく別の巫女さんがふすまを開けて入ってきた。

香澄:「ああっ!みどり、助けて!」

みどり:「か、香澄!?」

みどりの胸に香澄が飛び込む。
みどりは巫女装束が乱れ、胸があらわになっている香澄を見て驚いた。
香澄の肩をささえたみどりは、香澄の両手が縛られている事に気が付く。

みどり:「ど、どうしたのよ、香澄!」

香澄:「麻理さんが・・・麻理さんが・・・」

急に涙を浮かべて泣き出した香澄。
視線を替えると、奥でにやにや笑っている麻理の姿が見える。

みどり:「ま、麻理さん。これは一体どういうことですか!」

厳しい口調で問いただすみどり。

麻理:「どういうことって。香澄と楽しい事してただけよ!」

そういうと志郎は麻理の体からスッと抜け出した。
麻理の体がドサッと畳に横たわる。

みどりの叫び声と香澄の鳴き声で、他の巫女さんたちが集まりはじめた。
麻理がゆっくりと目を覚ます。

麻理:「うーん・・・あれ?みんなどうしたの?・・・・・」
 
 
 

・・・・その後、この出来事が大きな問題となり、麻理は巫女としての職を失う事になる。
麻理は必死で弁解したが、あの状況を目撃したみどりや他の巫女(バイト)さんの
証言を撤回する事は困難だった。
 

志郎は、自分の体に戻った後、何事も無かったかのように家路についたのであった・・・
 
 

・・・・朝・・・・・
 

全員で・・・「あけましておめでとうございます!」

裕香:「ことしもよろしくね!」

母親:「はいはい。頑張って勉強するんだよ。」

裕香:「わかってるって! それよりお兄ちゃんの就職の方が問題だけどね。」

志郎:「ふんっ!俺の事は心配要らないさ。」

母親:「何言ってるのよ。志郎のことが一番心配なんだから。」

志郎:「大丈夫だって。神社にも行ってきたんだから・・・・あっ!」

裕香:「どうしたの?」

志郎:「・・・・お参りするの忘れてた・・・・」

裕香:「・・・ばっかじゃないの。」
 
 
 
 

初詣に行こう!(最終話)・・・おわり
 
 
 

あとがき

はぁ・・・
無理矢理まとめてしまったという感じです。
志郎が一人で頑張ってしまいました。しかも話が短いし・・・
話に無理があるのは承知で書き上げました。
今回は難しかったです。最後をどうやって終わらせようかと
ずいぶん考えたのですが、結局いい方法が思いつかず、
こんな形になってしまいました。
すんません・・・・

次の「行こう!」シリーズを書くときは、もう少し綺麗にまとめるので
今回は許してやってくださいまし(笑)。

ということで、最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。

P・S
志郎のお父さんは健在です(ただいまマグロ漁に出ています(笑))。

Tiraより
 
 
 
 
 
 

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