コードNo. S−Z16
作品名 五時間目の交体
作者名 六車安
掲載メディア パイナップリン
ジャンル 入れ替わり
解説&内容紹介

 体育の時間にぶつかって倒れてしまった三沢くんと秋沢さん、医務室で二人が目覚めると体が入れ替わっていた。ここまではよくある話なのですが、その後実は三沢くんのことが好きだった秋沢さんが、元の自分に「実は好きだったんだ」と告白し始めます。今の自分が告白すれば三沢くんは自分のことを好きだと言ってることになるんだと思いつく訳ですね。そしてキスして自分のファーストキスを自分で奪い、そして三沢くんの身体で元の自分の身体にエッチを始めます。呆然と秋沢さんの身体でされるがままの三沢くん。保健室でのエッチが終わった後「これからどうするのさ」という三沢くんと「私はこのままでもいいな、三沢くんは私の身体いや?」という秋沢さん。「秋沢さん・・・」と呟く三沢くん、そしてエンディングとなります。



 この話のツボは、まず秋沢さん(三沢くん)がブルマー姿だというところ、そのブルマーを元の自分に脱がされエッチされてしまうというところ、さらに三沢くんのことを好きだった秋沢さんが、三沢くんの体になり、(今なら自分が「好きだ」と言えば三沢くんが自分に告白したことになる)と思いつき、実行してどんどんエスカレートしていくところでしょう。

 自分の体になった秋沢さんに、秋沢さんとしていいように扱われる三沢くんがいと哀れですが、その倒錯感がそそられました。



「私本当に三沢君になっているんだ。今なら私が・・・」

「これで、キミのファーストキスの相手はボクになるんだ」」
「毎晩ボクのことを想って自分でしたよね」
「・・・・・・・・・・」


単行本化されているかどうか、全くわかりません。
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